生活への意気込み

一人暮らしの1番の難点は、

全ての責任が自分にあるという事。

すなわち諦めの落とし所がない。

郵便物を溜め込んだのも、洗濯機を回すだけ回して干さなかったのも、冷蔵庫が空なのも、洗面台の鏡に歯磨き粉の飛沫が残っているのも、

全部自分のせい。

連日美味しいものを食べすぎてニキビができるのも、酔っ払ってコンビニでたくさんアイスを買い込んだのも、靴下が片方ずつお布団から出てくるのも、

全部自分。

もしこれが愛する人の仕業だったら、

許せていたかもしれない。

ただ、ひとりで生きる以上、紛れもなく自分の仕業だ。

過去の自分は今の自分よりも遥かにポンコツである。

そして何より怖いのは、未来の自分もまたポンコツであるという事。

笑えなーい。

でも、

冷蔵庫に好きなものを目一杯詰め込めるのも、歯磨きせずに寝てしまっても良い(本当はダメ)のも、酔っ払って歌いながら眠るのも、鍋の味付けを自分だけのものにできるのも、

全部自分だけの特権。

ポンコツとの戦いであり、ポンコツへの愛の施しであるひとり暮らしとやら、

存分に楽しんでやろうと思います。

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