愛すべき、尊い脂肪

晩年ダイエット人生を送っている私ですが、

実は意外と自分の脂肪を愛しています。

ぷにっとしたお腹も、座ると隙間がなくなっちゃう脚も、笑わずともまんまるな顔も。

全部愛おしいはずでした。

ただ、この世の中は脂肪を愛してくれないので、

(もしくは脂肪を愛するのはごく少数の人間だけなので)私は愛すべき脂肪に別れを告げる事にしました。

健康さえ害さなければ、私はそれもひとつの愛しさで、愛嬌で、ある意味資本だと思っておりましたが

外見を売りとする夜の世界では特に通用しないようです。

んー、むずかしい。

なんとも残酷な世界です。

まだあなたとは一緒にいたいよ、と懇願しているのに颯爽と私の元から離れていってしまう胸の脂肪。

やたら切り替えの早い、恋愛玄人的脂肪。

あなたとはもう終わったのよ!って散々伝えているのにお前じゃなきゃダメなんだ!と居座る腹の脂肪達とはわけが違いますね。こいつらはメンヘラ的脂肪。

私脂肪にはモテるタイプなんですが、胸の脂肪だけはどうも釣れません。

脂肪を愛したいという気持ちは変わらずあるので、

他人の脂肪を愛していきたいと思います。

死ぬ時は骨になるのだから、生きている間は個性たっぷりで美味しいものを食べた証を体に刻み込んで欲しい。

骨の形はみんな一緒。

肉と脂肪にこそ魅力があるのだと思っています。

美味しいもので満たされた人は、心身ともに豊かになっていくもの。

いつか地球に危機が訪れて、食物がなくなった時、

1秒でも長く生きていられる体を手に入れて。

死から遠いものは尊いのです。

幸せの象徴は鳩よりも、お腹についた贅肉かもね。

で、明日は何食べる?

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